フレンド第二幼稚園
（フレンド幼稚園創立30周年記念誌より）
1987年4月開園。5年前より二丁目に開設されていた江南学園・フレンド幼稚園が、三丁目や柴町地域の通園児のために新設しました。
3丁目1983年の様子（出典／国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス）
開発からしばらくの間、中央の6街区部分は空き地となっていました。ここに遅れて第二フレンド幼稚園、1988年にはシーハイム金沢がつくられます。
園内には屋内プールを併設。フレンド２園の園児が共有し、専門の講師を招いての授業も。時間外の運営はセントラルスポーツに委託され、三丁目以外から水泳教室に通う子ども多かったそう。
第一回卒業記念アルバム。
子どもが写ったものは園からの要請で転載できませんが、日頃の風景に加え、並木第三小校庭での運動会・フレンド幼稚園と合同での作品展の様子などが収められています。
第一回卒業生は２クラス・７０名。三丁目だけでなく、能見台からの生徒も。
開園翌年の1988年には、フレンド２園合わせて450名近くの子どもが通っていましたが、少子化により、1997年には300名以下に。加えてバブルの崩壊と、江南学園にとって初めてだった温水プール経営の難しさもあり、フレンド第二幼稚園は1998年（平成10年）に閉園。子どもたち・父母会共にフレンド幼稚園と統合されました。
冒頭写真と同じアングルで撮影。幼稚園売却後に建て替えられ、1999年7月に金沢並木三和プラザが竣工されました。
植栽も一新されましたが、周囲の石垣と1本残る桜の木に、当時の面影を見ることができます。
参考文献
フレンド幼稚園創立30周年記念誌